路地裏に店を構え人気のオムライスをはじめとした洋食やこだわりのビール、ワインなどを提供するkitchen ando。
2005年水沢区高屋敷にオープン後、2012年に同市駅通り商店街に程近い横町に店を構える。
料理はできない。でも口出しする。
kitchen andoを始めたキッカケは、
父の切り盛りする洋食屋に対する口出し。
当時、父の切り盛りしていた洋食屋は決していい経営状態ではなかった。
「当時は、そんな上手くいってない店なんか辞めちゃえば良いのにとか思ってましたよ。
でも、何かの巡り合わせなのか、当時自分も洋食屋で働いていたし、
食事に行ってもキッチンやお店の裏側を気にするようになってたんですよね。
その時、自分って本当は洋食好きじゃん。 って気付いたんですよ。
それで色々と親父の店に口出しするようになって、
お店を始める事になりました。実は僕、料理全然できないんですけどね。
料理は僕以外の、親父と、親父が信頼しているスタッフみんながつくっているんですよ。」
自分の行きたいと思える店をつくること。
移転前は大きな本棚にたくさんの絵本を並べていた。
現在はより食事を楽しんでもらえるようにとビール、ワインなどの酒類を充実させた。
「大前提は、料理が美味しいこと。
それが絶対に根っこにあって、
料理の美味しさを知ってもらうためにどうしたら良いだろう。
って事をずっと考えています。」
変わり続ける店の味。
「うちの料理は全部美味いんですよ。
そのなかでも一番人気なのはオムライスですね。
今よりも良いものを提供できるように、
良い意味で、少しずつですが変えています。
きっと最初の頃のオムライスと今のではかなりの違いますよ。」
今もこの先も変わらない事、
自分の行きたいと思える店をつくる
また来たいと思ってもらえる店で居続ける
この思いがあるからこそ、
kichen ando は変わり続ける。