ここは喫茶店?いやいや趣味の部屋?
外見は普通の喫茶店ですが、そこからは想像もつかない世界が広がっていました。
店内に一歩足を踏み入れると、
車に関するグッズや、懐かしのマッチ箱のコレクションがディスプレイさせているかと思えば、
正面奥の壁面には存在感抜群の70インチのテレビ、大迫力の10.1chの音響設備などなど・・・
溢れんばかりのこだわりアイテムが出迎えてくれます。
2009年にオープンして以来、車、カメラ、JAZZなどの、
趣味を通じた仲間が集まるこの店を切り盛りするマスターの松田さんにお話を伺いました!
まずは「カウンタック」という店名の由来は?
ランボルギーニ社のカウンタックという車があってね。
それに憧れてずっと乗りたかったんですよ。
ただ自分が190近く身長があるし、乗るいう夢は諦めました。
だからカウンタックへの憧れはずっと持ち続けていて、
ランボルギーニに許可をとって「カウンタック」という名前をつけたんですよ。
元々フランス料理の名店中の名店、
エルミタージュで16年間料理の腕を磨き、その後独立したそうで、腕前は折紙つき。
独学でフランス語を勉強してフランスに渡った経験も。
日本でも有数のフランス料理店での修行、
料理だけではなく、ワインの知識もありながら喫茶店を開いた。
なぜフランス料理のお店を出さなかったのですか?
もちろんフランス料理のお店を開こうという思いもありましたよ。
でもやるからには中途半端な店にはしたくなかったんですよ。
それなりの投資も必要になるし、色々と考えた上であまり気張らずに、
自分のペースでやれる喫茶店という道を選びました。料理は出してるけど、
ただご飯を食べにくる人って言うよりも、
この店が好きで来てくれるって方が嬉しいよ。
100人の一見さんよりも、
本当に店を愛してくれる5人のお客さんの方がこの店にとって
必要なお客さんだし、そういうお客さんに支えられてこの5年間やってきたからね。もちろん、これからもね。
その方が来た人も、自分も楽しめると思って今日までやってきました。
店主の松田さんをはじめ、
この空間を愛する人達によって支えられているお店がカウンタックなのですね。