フォトグラファー 高橋陽輔

ニューヨークで活動する奥州市出身のフォトグラファー高橋陽輔

Yorke Takahashi:高橋 陽輔(34)

奥州市水沢区出身のフォトグラファー
現在はアメリカ、ニューヨークを中心に活動を続ける。

奥州市から羽ばたき、世界で活躍するフォトグラファー
のこれまでとこれからを切り取る。

24才単身でロンドンに渡英
そこで出会った商業写真家との出会いが、フォトグラファーへの道を志す第一歩となった。
ロンドン
ロンドン、東京でカメラマンとしての経験を積み2008年にニューヨークへ移住。カメラひとつで乗り込んだニューヨークも今年で6年目を迎える。

キッカケは大学時代に始めたコンパクトカメラだ。
現在はフォトグラファーとして、化粧品やモデルを中心とした商業写真を主な被写体としている。趣味で始めたコンパクトカメラがフォトグラファーとしての道を開いた。

カメラとの出会いは、大学の時に持ったコンパクトカメラでした。当時は街に出歩いたりしながら、ポートレートや風景を撮る事が多かったですね。当時は商業写真を撮るなんて全く考えていなくて、単純にカメラを楽しんでいましたね。

大学卒業後、24歳で単身ロンドンへ。

フォトグラファーとしての第一歩を踏み出した。

学生時代から常に外の世界に出たいと思っていました。当時写真を仕事としてやるなんて思ってもいなかったんですが、大学を出て単身渡ったロンドンで商業写真家の方と出会った事で、徐々に”仕事”として写真と関わるようになっていきました。今思えば本当に運命的な出会いでしたし、もしその出会いがなければ今の自分もなかったと思いますね。

積極的に行動する事で引き寄せた運命的な出会い。
その後日本(東京)に帰国し、カメラの基礎を学びながらニューヨーク移住へ向けてシャッターを切る毎日が続く。

2008年ニューヨークに渡り商業写真家として世界で挑戦する道を選んだ。

仕事も住む場所もなく向かったアメリカ、ニューヨークは自身と同じく夢を追いかけて来た人々の活気で溢れかえっていた。

仕事も住む場所もなく向かったアメリカ、ニューヨークは自身と同じく夢を追いかけて来た人々の活気で溢れかえっていた。

アメリカの中でもニューヨークは特に独特な雰囲気です。
本当に様々な国籍、人種の人がここニューヨークにはいて、自分のように単身で渡って来た人も多いです。だからこそ誰にも負けないとか、成功してみせるとか、そんなプライドをもって毎日を過ごしている人が沢山いるんですよね。だからこの街には活気がありますし、そんな人を惹き付ける不思議な魅力がニューヨークにはあると思っています。

相手が心から喜んでくれること

趣味、仕事関係なく、カメラを通じて一番やりがいを感じる瞬間、それは相手から感謝の声を頂く瞬間。

たとえ仕事でも、楽しく無ければここまで情熱をもって続ける事は出来なかったと思っています。言語は異なるものの、世界共通でこの瞬間があるからこそ今までもこれからもカメラの仕事を続けたいと思います。今は多い時で10~20人ものチームでひとつの作品を作り上げる事もあります。沢山の写真を撮るというよりは、クライアント、撮影クルーがひとつになって、どんな作品を作りたいかを時間をかけて話し合い、最後にシャッターを切る。その作品にクライアントが満足してくれて、また自分にお願いしたいと思ってもらえる様な関係づくりがどんな仕事でも大切だと思います。

高橋陽輔
仕事、言語以外にも沢山の困難が待ち受ける異国での生活。
そこには日本人ならではの考えや価値観も垣間見える。

言葉の壁はやっぱりありますが、語学学校に通ったり、生活しながらのトレーニングで問題なく暮らしています。海外で仕事をするうえで一番大切だと思う事は”しっかり自分の意見を持つ事”だと思います。日本人にはなかなか難しいNOと言えることだったり、自分の意見を相手に伝えることだったり、そういった事がすごく大切で、これが出来ないと仕事も生活もうまくいきません。反対に海外では日本人の几帳面さであったり、責任感というのは仕事をする上で凄く評価が高いです。大切な仕事を任せる時にはやっぱり技術もですが人柄や責任感が大切で、この人になら任せられる。といった信頼関係を築く事も日本人は大切にしていますからね。

小さなコンパクトカメラから始ったフォトグラファーへの道はまだ夢半ば。いつの日か故郷への恩返しを夢見ながらこれからの人生を歩む。
高橋陽輔

徐々に自分のやりたい事が出来るようになってきましたが、まだまだ一人前のフォトグラファーには程遠いです。今はもう少しニューヨークで仕事をしたいと思っていますが、将来的にはニューヨークを出て別な場所でも仕事をしたいと思っています。いつの日か日本に戻って、自分の育った街奥州市で写真が撮れる日が来たら良いなとも…そんな日が来るように毎日を楽しみながら夢に向かって努力していければと思っています。

カメラひとつで世界へ飛び出し挑戦し続ける。
その作品を日本で目にする事が来る日もそう遠くはないかもしれませんね。

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