蝉の鳴く昼下がり、
扇風機の風を浴びながらみんなで麦つき節を食べる。
親戚の家に遊びに行った時に、このお菓子が出てきたなぁ〜。
夏になると、不思議とこのお菓子を思い出します。
昔懐かしい思い出が蘇る。そんなお菓子がここにはあります。
きっとそれぞれに、お菓子との思い出が、ここ後藤屋さんのお菓子にはあるのでしょうね。
創業70年の伝統と歴史ある和菓子屋
「麦つき節」は独特の食感のお餅の中にクルミ等を入れ、きな粉と黒蜜で食べる、
約60年の歴史を持つ水沢の銘菓ですが、
「麦つき節」というこの地域に伝わる歌があるのはご存知ですか?
麦をつく季節に女性が麦をつきながら歌っていた歌があったそうです。
今ではあまり耳にする事がなくなってしまったのですが、
その名前をお菓子に載せる事で、
水沢の風景を全国に載せたいという想いから先代の方がつけられました。
多い時には1000個以上も出る事がある麦つき節。
餅の製造、乾燥、包装などの手順を手作業で行うため、
お店に並ぶまでには約3日かかります。
その他にも定番のどら焼きなどの他にも、
大風呂敷や駒かすみなのど水沢三偉人にちなんだお菓子もあり、
まさにこの街の歴史と一緒にこのお店はあるのですね。
お客様を出迎える機会が増えてくる季節、
昔懐かしい話に花を咲かせるキッカケにぴったりのお菓子です。
贈答品としても喜ばれるのではないでしょうか?